【第2回】売電終了後の太陽光パネル、いつ撤去すべき?プロが教える「判断基準」と「後悔しない出口戦略」

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「10年以上前に設置した太陽光パネル、売電価格が下がった後はどうすればいいの?」

「屋根の上に載せっぱなしにしているけれど、台風の時に飛んでいかないか心配……」

「撤去するのにもお金がかかるって聞くし、なかなか踏ん切りがつかない」


太陽光発電を導入して10年以上が経過した50代・60代のご夫婦から、最近このような切実なご相談をいただく機会が非常に増えています。かつては「環境に優しく、家計も助かる」と期待されて導入された太陽光パネルも、10年の固定価格買取制度(FIT)が終了、いわゆる「卒FIT」を迎えると、その役割や維持の考え方を大きく変える必要があります。


こんにちは、株式会社BALOCKX(バロックス)です。

私たちは、太陽光発電の設置からメンテナンス、そして安全な撤去・リサイクルまでを一貫してサポートする専門家集団です。


この記事では、売電終了後の太陽光パネルを「いつ撤去すべきか」という具体的な判断基準から、放置することのリスク、そして撤去以外に残された賢い選択肢まで、ボリュームたっぷりで徹底的に解説します。これからの安心な暮らしと、住まいの資産価値を守るための参考にしてください。


1. 「売電終了(卒FIT)」がもたらす現実と太陽光パネルの現状


まず整理しておきたいのが、「売電が終わる」とはどういう状態か、ということです。


売電終了(卒FIT)の仕組み

太陽光発電で作った電気を、国が定めた高単価で電力会社が買い取る制度が「FIT(固定価格買取制度)」です。一般家庭の場合、この期間は10年間。期間が終了すると、これまで1kWhあたり40円前後だった買取価格は、電力会社によりますが7円〜10円程度へと大幅に下落します。これが「卒FIT」です。


10年経過したパネルの「性能」はどうなっている?

10年以上屋根の上で雨風にさらされてきたパネルは、どうしても経年劣化を避けることができません。


  • 発電効率の低下: 一般的に、10年で10%〜20%程度の効率低下が見られます。
  • パワーコンディショナの寿命: 電気を変圧する「パワーコンディショナ」の寿命は10年〜15年と言われています。


つまり、卒FITを迎えるタイミングは、ちょうど「設備のガタが来始める時期」と重なっているのです。売電収益が激減する中で、高額な修理費用を払ってまで維持すべきか、それとも撤去すべきか。その岐路に立たされているのが、今の状況です。



2. プロが教える「撤去タイミング」4つの判断基準

「いつかは撤去しなきゃいけないけれど、今すぐじゃなくてもいいのでは?」とお考えの方も多いでしょう。しかし、タイミングを逃すと余計なコストがかかることもあります。判断のポイントは以下の4つです。


① 屋根のメンテナンス(塗装・葺き替え)が必要になった時

これがもっとも合理的で、おすすめのタイミングです。

屋根の塗り替えや防水工事を行う際、パネルが載ったままだと、その下の屋根材をメンテナンスすることができません。


  • 脱着のコスト: パネルを一時的に取り外し、工事後に再度載せるには「脱着費用」がかかります。これには足場代、職人の人件費、再設置後の動作確認などが含まれ、数十万円単位の出費となります。
  • 賢い判断: 「あと5年しか持たない古いパネルを、高いお金を払って載せ直す」のは非効率です。屋根の修繕が必要になったタイミングで、パネルを完全に撤去して屋根をスッキリさせるのが、トータルコストを抑える秘訣です。


② パワーコンディショナが故障した時

太陽光発電システムの中で、もっとも故障しやすいのがパワーコンディショナです。

交換には15万円〜30万円程度の費用がかかります。売電単価が10円を切っている状況で、この修理費を回収するには、さらに10年以上の発電期間が必要になる計算です。「修理代を払うくらいなら、その分を撤去費用に回そう」と考えるのが現実的な選択と言えます。


③ 家族構成やライフスタイルが変わった時

50代・60代は、これからの人生設計を見直す時期でもあります。


  • 空き家対策: 将来的に住む予定がなくなる、あるいは家を売却・解体する予定がある場合、古いパネルが載っていることはデメリット(マイナス査定)になる可能性があります。
  • 相続への配慮: 「負の遺産」を子供世代に残さないために、元気なうちに屋根を綺麗にしておこうと考えるお客様も増えています。


④ 地域・自治体の規制や補助金がある時

近年、太陽光パネルの廃棄問題は社会課題となっており、自治体によっては適切な撤去を推奨し、補助金や助成金を出しているケースがあります。また、逆に放置に対して厳しい指導が入る地域も増えつつあります。こうした制度があるうちに動くのが、経済的なメリットを最大化するコツです。



3. 「放置」が招く恐れ……見逃せない3つのリスク


「動かなくても、載せておくだけならタダだし放置でいいや」という考えは、実は一番危険です。メンテナンスが途切れたパネルは、住まいにとって「爆弾」になりかねません。


リスク1:自然災害による二次被害

近年の大型台風や突風、地震は、これまでの想定を上回ることがあります。


  • 飛散トラブル: パネルを固定している金具(架台)が10年以上の経年劣化で錆びたり、緩んだりしていると、強風でパネルが剥がれ、近隣の家に飛び込んだり、通行人に怪我をさせたりする恐れがあります。この場合の損害賠償責任は、所有者であるあなたに帰属します。


リスク2:屋根の腐食と雨漏り

パネルと屋根の隙間には、長年の間に落ち葉や土砂、鳥の巣などが溜まります。


  • 排水不良: ゴミが溜まると雨水の流れが悪くなり、屋根材の隙間から水が浸入しやすくなります。パネルがあるせいで雨漏りの発見が遅れ、気づいた時には屋根の野地板が腐ってボロボロになっていた……というケースも少なくありません。


リスク3:配線劣化による火災

パネルは光が当たっている限り、発電を続けています。


  • ショートの危険: ネズミなどの小動物が配線をかじったり、被覆が劣化して雨水が入り込んだりすると、ショートして発火する原因になります。特に屋根の上での火災は発見が遅れやすく、甚大な被害につながるリスクがあります。



4. 撤去費用とリサイクル市場の現実


撤去を検討する際、一番気になるのが「お金」の話ですよね。


撤去費用の相場

一般住宅の場合、設置規模や屋根の形状にもよりますが、15万円〜30万円程度が相場です。これに足場代(約15万〜20万円)が加算されます。

「高いな」と感じるかもしれませんが、これには以下の工程が含まれます。


  1. 足場の設置・安全確保
  2. 専門技術者による電気系統の切り離し
  3. パネル、架台の取り外し
  4. 屋根の補修(ネジ穴の防水処理など)
  5. 産業廃棄物としての運搬・処分費用


進むリサイクル技術

現在、太陽光パネルは「捨てる」だけでなく「資源にする」時代へと突入しています。

以前は埋め立て処分が主でしたが、現在はガラスやシリコン、アルミ枠などを分離して再利用する技術が進んでいます。

株式会社BALOCKXでは、環境負荷を最小限に抑えるため、適正なリサイクルルートを持つ業者と提携しています。不法投棄のようなトラブルに巻き込まれる心配もありません。



5. 撤去するだけが正解じゃない?「自家消費」という賢い攻め方


ここまで撤去について解説してきましたが、パネルの状態が良いのであれば、あえて「使い倒す」という選択肢もあります。それが、電気を売らずに自分で使う**「自家消費」への転換**です。


電気代高騰への最強の対策

近年、電気代は上昇し続けています。売電単価は10円程度でも、電力会社から買う電気は30円以上。それならば、作った電気をすべて家の中で使う方が、家計へのインパクトは大きくなります。


蓄電池の導入で「自給自足」

卒FITを機に、蓄電池を導入するご家庭が増えています。


  • 昼間: 太陽光で発電した電気を使い、余った分を蓄電池に貯める。
  • 夜間: 蓄電池に貯めた電気を使い、電力会社からの購入を最小限にする。


これにより、停電時にも電気が使える「災害に強い家」へとアップデートすることが可能です。50代・60代の方々にとって、災害時でも普段通りの生活(冷蔵庫の維持、スマホの充電など)ができる安心感は、何物にも代えがたいメリットになります。



6. 失敗しない「業者選び」と、BALOCKXのこだわり


太陽光パネルの撤去やシステム変更は、どこに頼んでも同じというわけではありません。


悪徳業者やトラブルに注意!

「今なら無料で撤去します」という訪問販売や、異様に安い見積もりを出す業者には注意が必要です。


  • 杜撰な工事: 撤去後の屋根の穴埋めが不十分で、数ヶ月後に雨漏りが発生する。
  • 不法投棄: 回収したパネルを山林に不法投棄し、後から所有者(あなた)が責任を問われる。
  • 追加請求: 工事後に「屋根が痛んでいたから」と、法外な追加費用を請求される。



株式会社BALOCKXが選ばれる理由

私たちBALOCKXは、単なる撤去業者ではありません。


  • 屋根のプロによる施工: 電気工事士と屋根の専門家が連携し、撤去後の防水処理まで完璧に行います。
  • 透明な見積もり: 現場調査に基づき、追加費用の発生しない詳細な見積もりを提示します。
  • リサイクル証明の発行: 法令に基づき適切に処理したことを証明する書類を管理し、お客様の安心を守ります。
  • 中立な提案: 「撤去した方がいいのか」「蓄電池を入れた方がいいのか」、お客様の家の状態とライフプランを一番に考えた、正直なアドバイスを徹底しています。



7. まとめ:5年後、10年後の「安心」を今選ぶ


太陽光パネルの「卒FIT」は、これまでの運用を見直すための絶好のチャンスです。

売電終了後の撤去タイミングは、**「屋根の寿命」「設備の故障」「家族の将来」**を総合的に見て判断することが重要です。


何もしないで放置することは、経済的にも安全面でもリスクしか生みません。

一方で、適切なタイミングで撤去、あるいは自家消費へのシステム変更を行うことは、大切な住まいの価値を守り、これからのセカンドライフをより豊かにすることに繋がります。


「うちはどうするのが正解?」

「まずは見積もりだけ知りたい」

「屋根の状態を一度見てほしい」


どんな些細なことでも構いません。まずはプロの視点で、あなたの家の「現在の状況」を把握することから始めませんか?



【無料相談・お見積り受付中】

株式会社BALOCKXでは、お客様お一人おひとりの状況に合わせた最適な「出口戦略」をご提案します。無理な勧誘は一切ございませんので、どうぞ安心してお問い合わせください。


株式会社BALOCKX(バロックス)

公式ホームページ:https://www.balockx.co.jp/

電話番号:0120-776-667



よくある質問(FAQ)

Q. 売電が終わったら、すぐに撤去しないと罰則がありますか?

A. 現在、一般住宅で即時の撤去が義務付けられているわけではありません。しかし、放置による落下の危険や近隣トラブルが発生した際の責任は所有者にあります。安全管理の観点から早めの検討をおすすめします。


Q. 撤去したパネルを買い取ってもらうことはできますか?

A. 申し訳ございませんが、弊社では中古パネルの買い取りは行っておりません。

一般的な住宅用パネルは、10年以上の使用で経年劣化が進んでおり、安全性の観点から再利用よりも**「適正なリサイクル処理」**を推奨しています。BALOCKXでは、法律に基づいた適正な廃棄・資源回収ルートを確保しており、環境に負荷をかけない形での撤去・処分を責任を持って承ります。


Q. 撤去にかかる日数はどのくらいですか?

A. 一般的な戸建て住宅であれば、1日〜2日程度で完了します(足場の設置・解体を除く)。生活への支障はほとんどありませんのでご安心ください。