太陽光パネルの発電量が落ちた?プロが教える原因究明と復活へのステップ


「最近、以前に比べて太陽光発電の売電収入が減った気がする……」

「モニターの数値が明らかに低いけれど、これって故障?」


太陽光発電システムを導入して数年が経過したオーナー様から、このようなご相談をいただく機会が増えています。太陽光発電は「メンテナンスフリー」と言われた時期もありましたが、実際には精密機器であり、屋外に晒されている以上、さまざまな要因で発電効率は低下します。


本記事では、株式会社BALOCKXの専門的な知見から、太陽光パネルの発電量が落ちる原因を徹底解説し、どのように対処すべきか、その具体的なステップをご紹介します。


1. 発電量低下は「異常」なのか?まずは現状を把握する

発電量が落ちたと感じたとき、それが「一時的な天候の影響」なのか「システム上の問題」なのかを判断することが最初の一歩です。


1-1. 気象条件による変動をチェック

太陽光発電は、日射量に100%依存します。


  • 前年同月との比較: 1ヶ月単位での発電量を、前年の同じ月のデータと比較してください。
  • 地域の平均日射量: その年の天候(長雨や日照不足)が影響していないか、気象庁のデータ等を確認します。


もし「天気は良いのに、昨年より明らかに20〜30%以上低い」という場合は、何らかのトラブルが発生している可能性が極めて高いと言えます。


1-2. 経年劣化(エイジング)の影響

太陽光パネルは、物理的に少しずつ劣化します。これを「経年劣化」と呼びます。一般的には年間で0.5%〜0.8%程度の出力低下が起こるとされています。 例えば、10年経過していれば5%〜8%程度の低下は「正常な範囲内」と言えるでしょう。しかし、それを大きく超える低下は、別の要因を疑うべきです。


2. 【原因1】パネル表面の「物理的」な遮蔽・汚れ

パネル自体に問題がなくても、光がセル(発電素子)に届かなければ電気は作れません。


2-1. 蓄積した汚れ(環境由来)

  • 花粉・黄砂・火山灰: 春先に飛散するこれらの微粒子は、雨で流れ落ちきらず、薄い膜のようにパネルを覆います。
  • 鳥の糞: 特定の場所に落とされた糞は強固に固着し、その部分だけ発電を遮断します。
  • 水垢(カルキ): ご自身で水道水をかけて掃除をした場合、乾燥後に水道水に含まれるミネラル分が白く残り、光を遮ることがあります。


2-2. 周囲の環境変化(影の影響)

設置当初は問題なくても、数年経つと周囲の環境が変わります。


  • 樹木の成長: 隣家の木や庭の木が伸び、パネルに影を落としていませんか?
  • 新たな建築物: 近隣に建物や電柱が建ち、特定の時間帯だけ影が差すようになるケースも多いです。 太陽光パネルは「一部に影がかかるだけで全体の発電量が大きく落ちる(直列回路の特性)」ため、小さな影でも油断できません。


3. 【原因2】パワーコンディショナの不具合・設定

「パネルは綺麗なのに発電していない」という場合、心臓部であるパワーコンディショナ(パワコン)に原因があることが多いです。


3-1. 電圧上昇抑制(抑制がかかっている)

近隣で太陽光発電を導入する家が増えると、売電する際の電線の電圧が上がりすぎてしまうことがあります。このとき、パワコンは安全のために一時的に売電をストップさせます。これを「電圧上昇抑制」と呼びます。 これは故障ではありませんが、電力会社との協議やパワコンの設定変更で改善する場合があります。


3-2. パワコン自体の寿命と基板故障

パワコンの設計寿命は一般的に10年〜15年です。


冷却ファンの停止: パワコン内部が高温になり、保護機能で出力が制限される。


回路の焼き付き: 経年劣化により内部回路が損傷し、一部の系統から電気が送られなくなる。


4. 【原因3】目に見えないパネルの故障(PID・マイクロクラック)

専門的な機器を使わなければ特定できない、パネル内部のトラブルも存在します。


4-1. PID現象(電位誘起劣化)

高電圧の環境下で、パネル内部に微弱な電流が漏れ出すことで急激に出力が低下する現象です。特に高温多湿な環境で発生しやすく、数年で発電量が半分以下になるケースもあります。


4-2. スネイルトレイル(カタツムリの這い跡)

パネルの表面に、カタツムリが這ったような黒い筋が見えることがあります。これは、目に見えないほどの小さなひび割れ(マイクロクラック)から水分が浸入し、電極が腐食しているサインです。


5. 発電量を復活させるための正しい対処法

「おかしい」と感じたら、以下の手順でアクションを起こしましょう。


5-1. 無理なセルフ清掃は避ける

屋根の上での作業は転落事故の危険があるだけでなく、パネルを傷つけるリスクもあります。


踏みつけ厳禁: パネルに乗ると、目に見えないクラックが発生し、故障の原因になります。


高圧洗浄機の使用注意: 水圧が強すぎると、パネルのシール材を傷めたり、内部に水が浸入したりすることがあります。


5-2. 専門業者による「定期点検」の実施

太陽光発電は、定期的な健康診断が必要です。


IVカーブ測定: パネルが正常に出力できているかを電気的に測定します。


サーモグラフィ診断: 異常発熱している箇所(ホットスポット)がないかを調べます。


5-3. 保証制度の活用

多くのパネルメーカーでは、20年〜25年の出力保証を設けています。「規定の出力値を下回った場合、無償で交換する」という内容です。ただし、これを利用するには「認定された業者による正確な測定データ」が必要になります。


6. 株式会社BALOCKXが選ばれる理由

太陽光発電システムのメンテナンスや修理は、どこに頼んでも同じではありません。 私たち株式会社BALOCKXは、お客様の大切な資産である太陽光発電システムを長期間、最大効率で運用するためのプロフェッショナル集団です。


6-1. 徹底した「原因究明」の技術

私たちは、単に「古いから交換しましょう」とは言いません。 最新の診断機器を駆使し、汚れなのか、パワコンの寿命なのか、それともパネル内部の故障なのかを正確に突き止めます。根拠のあるデータに基づいたご提案をするため、無駄な出費を抑えることが可能です。


6-2. スピーディーかつ丁寧な施工

不具合が見つかった際、対応が遅れればそれだけ売電損失(機会損失)が膨らみます。BALOCKXでは、迅速な現場調査と施工体制を整えており、お客様の「困った」に即座に対応します。


6-3. 地域に根ざした信頼と実績

私たちは、地域のお客様との信頼関係を第一に考えています。 「設置した業者が倒産してしまった」「どこに相談すればいいか分からない」という「太陽光難民」となってしまったオーナー様からも、多くのご相談をいただき、解決へと導いてきました。


7. まとめ:放置が一番のリスクです

太陽光発電の発電量低下は、放置していても自然に治ることはありません。むしろ、放置することで故障箇所が悪化し、最悪の場合は火災の原因になったり、システム全体の買い替えが必要になったりと、大きなコスト負担につながる恐れがあります。


「最近、発電量が落ちてきたかな?」 その直感は、システムからのSOSかもしれません。


少しでも不安を感じたら、まずは専門家に相談することをお勧めします。早期発見・早期対応こそが、太陽光発電の利回りを最大化し、長く安心してお使いいただくための秘訣です。


太陽光発電のお悩みは、株式会社BALOCKXへお問い合わせください

株式会社BALOCKX(バロックス)では、太陽光パネルの点検、清掃、修理から、パワコンの交換、蓄電池の導入相談まで、太陽光発電に関するあらゆるお困りごとに対応しております。


「まずは現状を見てほしい」

「シミュレーションと実際の数値が合わないので調べてほしい」

といったご要望も大歓迎です。


プロの視点で、あなたの家の太陽光発電を最適な状態へ導きます。


ご相談・お問い合わせは、下記公式ホームページよりお気軽にご連絡ください。


【株式会社BALOCKX 公式ホームページ】 https://www.balockx.co.jp/


皆様からのご連絡を、スタッフ一同心よりお待ちしております。